7日（日）は、広い範囲で晴れて、暖かな立冬となる所が多くなる見込み。九州では25℃以上の夏日の所もある予想で、一部の地域では汗ばむ陽気になりそうだ。

九州を中心に半袖の陽気に

　7日は、本州付近では高気圧に覆われ、広い範囲で晴れ間が広がっている。午後にかけても日本海側の地域を中心に良く晴れて、気温が上昇する見込み。
　最高気温は、この時季としては高い所が多く、特に九州では25℃近くまで上がり、汗ばむ陽気の所もありそうだ。熊本の最高気温は25℃と、夏日の予想となっている。
　きょうは、二十四節気の「立冬」で暦の上では冬が始まるが、本州付近では冬を感じる寒さになる所は少ない見込み。夜にかけても特に強い冷え込みはないものの、昼と比べると少し空気がヒンヤリしてくるため、服装などで上手く調節するよう心がけたい。

太平洋側では急な雨に注意

　湿った空気などの影響で、近畿から関東の太平洋側や北海道では雲が広がり、雨の降っている所もある。午後にかけても太平洋側の一部で雨の可能性があり、急な雨に注意が必要。
　また、週明けは前線や低気圧の影響で、広い範囲で天気が崩れ、雨や風の強まる所もある見込み。北日本や沿岸部を中心に大荒れとなるおそれもあり、今後の情報に注意が必要だ。

（気象予報士・佐々木聡美）