ラグビー日本代表は6日、アイルランド戦(ダブリン)に5―60で大敗した。
相手の攻撃に防戦一方となり、計9トライを献上。SO田村優(32=横浜)は「日本代表はスピードと勢いというのがもっと大事だと思う。今日はそれがほぼなかったので、アタックという面に関して、ジャパンにとっては不利というか、相手が上手でアタックしづらい試合だった」と振り返った。
この試合では相手SOジョナサン・セクストンが通算100キャップを獲得。初対戦となった田村は「勢いがすごいありましたね。特にアタックで。常に自分たちがゲインラインを突破され続けている状態だったので、今までと違った脅威というのは感じました」と率直な感想を口にする。
試合前には日本代表のジャージーを着た「迷惑系ユーチューバー」の外国人男性が〝乱入〟。国歌斉唱では田村の隣に立つ姿がテレビに映っていた。
これについて田村は「いたっけ?」と気づいていなかった様子。同じく取材に応じたFB松島幸太朗(28=クレルモン)に「隣に」と伝えられると、田村は「いや、ちょっと分かんないです。それが特に試合に影響したということはないです」と話した。