ラグビー日本代表は6日、アイルランド戦(ダブリン)に5―60で大敗した。
終始相手に主導権を握られ、反撃の糸口を見つけられなかったフランカーのピーター・ラブスカフニ主将(32=東京ベイ)は「アイルランドの勢いを止めることができず、自分たちのプレッシャーになってしまった。結果的にラインブレークになってしまい、自分たちとして受け止めることができず、リセットすることができなかった」と振り返った。
試合中の「コミュニケーションという部分ではすごくよかったと思う」という。ただ、相手のスピード、パワーに加えてパスを回してトライを狙う戦術に翻ろうされ、ラブスカフニは「自分たちのやるべきことはクリアになっていたが、勢いを止めることができなかったことが一番の問題。相手がすごくいいチームだったということ」と話す。
「しかしながら、自分はこのチームを信用しているし、マネジメントグループのことも信じている。ここからはしっかり前を向いて、次の試合に向かって自分たちがやるべきことをやっていくことが重要」ときっぱり。13日のポルトガル戦、20日のスコットランド戦では結果を残したいところだ。