【セCS】2点を追う巨人が怒涛の反撃 代役4番・丸が逆転の2点適時打

逆転適時打を放って雄叫びを上げる丸(東スポWeb)

代役4番が殊勲の逆転2点適時打を放った。

クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦・阪神―巨人戦(7日、甲子園)、2回に先発・高橋が2失点で降板となった。

3回の攻撃で巨人は虎先発・青柳から先頭・吉川が遊失で出塁。大城が右前打で無死一、二塁とすると、原監督は投手・高木に代わり代打・八百板を送った。

ここでベンチは犠打ではなく強攻策を選択。これがハマり、八百板が右前打で無死満塁と好機を広げた。

松原が左前適時打で1点を返した。若林、坂本が倒れ1点止まりと思われたが、二死満塁で4番・丸が127キロスライダーをとらえ右前へ逆転2点適時打。初戦で〝魂の一塁ヘッドスライディング〟を見せた代役4番がセ最多勝右腕をKOした。

「打順どうこうよりは、その局面での役割があると思う」と1年ぶりの4番にも背番号8は淡々。不在の2冠王・岡本和に代わり2戦連続で4番に座った丸が最高の仕事をやってのけた。

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