中日・立浪新監督「野球選手も歯は大事」来季は投打〝噛み合わせ〟強竜復活誓う

トークショーで歯の健康の大切さを強調した中日・立浪新監督(東スポWeb)

中日・立浪和義新監督(52)が7日、名古屋市内で愛知県歯科医師会主催のイベント「ウエルネス8020」に出演し「野球選手も歯は大事」と訴えた。

80歳まで20本の歯を保つことを提唱する「8020県民健口大使」を、現役引退後から12年間も務め続ける指揮官は「野球人生を支えた歯と口の健康管理」をテーマに講演。トークショーでは会場の125人とウェブ配信を視聴する約200人に向けて健康増進の秘訣から強竜復活宣言まで幅広く語った。

司会者から健康法を聞かれると「適度な運動として歩いた方がいい。睡眠やバランスの良い食事も。そのためには歯が健康でないといけない。歯が悪いとよくかんで食べられないし、痛みがあったら睡眠も取れなくなる。歯の健康は歯だけでなくてすべての健康につながっている」と力説。

その上で「定期的に歯科検診にぜひ行ってほしい。歯磨きだけでなく、歯間ブラシをするようになってから、虫歯になることがなくなった。今日からでもしてほしい」と歯間ブラシの重要性を説いた。

4日からナゴヤ球場で始まった秋季キャンプの手応えについては「いい練習はやっている。20日間だけだが、当然若手は来年に向けて継続してやらないといけない。この秋すごく伸びる時期。厳しいが、どんどんバットを振らせたり、ゴロを捕ったり、技術的な練習もたくさんしている」と話した。

来季へ向けて「監督に就任させてもらったということは、球団の方、オーナーもそうですが、強いチーム、活気のあるチームを作ってくれという期待がある。ここ10年でAクラスが1回と長く低迷している。ファンの皆さんも勝ちに飢えていると思う。来年からしっかり違ったものは見せないといけない。期待の大きさを感じている」ときっぱり。

また、立浪監督は今後も同大使を継続して務めることも発表された。

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