守護神ビエイラの雄叫びが甲子園にこだました。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦(7日、甲子園)で巨人が阪神を4―2で下し、2連勝。CSファイナル進出を決めた。
巨人は先発・高橋が2回途中2失点で降板する誤算。それでも打線は3回に松原と丸の適時打で一気に逆転に成功した。救援陣が6回まで毎回得点圏に走者を抱えながら、何とか無失点でしのぐと、8回にウィーラーの犠飛で待望の追加点。最後は守護神ビエイラが二死一、二塁のピンチを招くも、ロハスを三振に仕留めた。
初戦の4―0に続く2連勝で、次の戦いの舞台は1位・ヤクルトとのCSファイナルステージ(10日~、神宮)。下克上日本一へと勢いは続くか。