阪神・近本光司外野手(26)は7日のCSファーストステージ・巨人戦(甲子園)に「1番・中堅」として先発出場し5打数2安打。右ハムストリングの張りから戦線に復帰し攻守に奮闘したが、チームの選手会長として、シーズン完全終了となるこの日の敗戦に唇をかみしめた。
今季は打率3割1分3厘、10本塁打とキャリアハイの数字をマークした背番号5。セ・最多となる178安打もマークしたが、充実感よりも優勝そしてCS突破を逃した悔しさの方が大きい。
「シーズンもそうですし、CSでも本当に悔しい1年になった。この悔しさを全員が受けとめて来シーズンは必ず勝って終わるように頑張っていきたい」と声を絞りだした。