宇都宮餃子の魅力深掘り 「祭り」代替イベント3時間生配信

来らっせ本店から生配信された「おうちで宇都宮餃子祭りオンライン2021」

 【宇都宮】新型コロナウイルス禍で2年連続で中止となった「宇都宮餃子(ぎょーざ)祭り」の代替イベント「おうちで宇都宮餃子祭りオンライン2021」(同実行委主催)が6日、馬場通り2丁目の来らっせ本店から生配信された。ギョーザに合うタレ研究や「宮崎餃子」とのコラボなど、多彩な企画で魅力を深掘りした。

 動画投稿サイト「ユーチューブ」を通して配信された番組には、同会の鈴木章弘(すずきあきひろ)事務局長(49)や本県ゆかりのお笑いコンビ「U字工事」らが出演。食べ比べをしたり、視聴者コメントを紹介したりしながら3時間、双方向でギョーザ愛を高めた。

 タレ研究のコーナーでは、サッカー女子元日本代表でタレントの丸山桂里奈(まるやまかりな)さんがプロテインを使ったタレを紹介した。ギョーザには合わず、特設スタジオは笑いに包まれた。一方、鈴木事務局長お薦めのレモン汁にコショウを加えたタレは好評だった。

 宮崎餃子とのコラボ企画には宮崎市ぎょうざ協議会の渡辺愛香(わたなべあいか)会長(40)が登場した。渡辺会長は宮崎餃子の特徴を「宮崎は畜産県なので、地元のおいしい食材のうま味を生かしている」と解説。試食した出演者は「下味がしっかりしていて、香りがいい」などと感想を述べていた。

 生配信した番組は、同会公式チャンネルで公開する。

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