大地震に備え、90機関連携 横浜・MMで首都圏9都県市の合同防災訓練

訓練で、津波で沖合に流された人を救助する海上保安官ら=7日午前、横浜港

 神奈川や東京など首都圏9都県市の合同防災訓練が7日、横浜・みなとみらい21(MM21)地区で行われた。消防や警察、自衛隊など90機関から約750人が参加。巨大津波に襲われた10年前の東日本大震災の苦い経験を踏まえて、首都圏でも被害を最小限に抑えようと連携を確かめた。

 相模湾近海でマグニチュード(M)8.1の巨大地震が発生し、横浜で最大震度7を観測したと想定。海上では津波で沖合に流された家屋に取り残された人などを海上保安庁や県警のヘリコプターや、海上自衛隊や海保の船舶が救助した。

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