九州高校野球 長崎日大も8強 小林秀峰に16-6

【1回戦、長崎日大-小林秀峰】8回表長崎日大1死満塁、百武が左翼線へ勝ち越し2点打を放つ=平和リース球場

 第149回九州地区高校野球大会第2日は7日、鹿児島市の平和リース球場などで1回戦5試合が行われ、長崎第2代表の長崎日大は小林秀峰(宮崎)を16-6の八回コールドで退けて準々決勝に進んだ。6日の第1日に福岡第一を倒した海星とともに、県勢は2校そろって8強入りした。
 長崎日大は0-5の六回、連続四球から好機をつくり、河村、白川、勝野の適時打や平尾のスクイズなどで一気に同点に追いついた。1点を勝ち越された後の七回は白川の右越え適時三塁打で追いつくと、八回は打者13人の猛攻。百武の左前2点打や松尾の2ランなど、計8安打を集中して大量10点を奪った。
 第1日に延長十回4-4のまま悪天候で再試合となった大分舞鶴-大島(鹿児島)は、3-2で大島に軍配が上がった。佐賀商は熊本工に4-3で競り勝った。明豊(大分)は前原(沖縄)に14-4の七回コールド勝ち。九州国際大付(福岡)は鹿児島城西に6-4で打ち勝った。
 8日は休養日で第3日は9日、同球場などで準々決勝4試合を実施。長崎代表の海星は鹿児島市鴨池公園野球場の第1試合(10時)で有田工(佐賀)、長崎日大は第2試合(13時)で佐賀商と対戦する。

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