今こそ「7515(ナゴイコ)」最大1万3000円割引 名護市観光協がキャンペーン

 【名護】沖縄県名護市観光協会は8日から、コロナ禍で落ち込んだ市内観光産業の支援事業「今こそ7515(ナゴイコ)キャンペーン」を展開する。(1)宿泊施設(2)観光体験―の利用者1人当たり各5千円を割り引きする。(1)の利用者には土産店などで使える(3)「地域観光券」3千円分も付与。1人当たり最大で計1万3千円が割り引きされる。

 対象は「じゃらんnet」で加盟店を予約した人。新型コロナウイルスのPCR検査陰性か、ワクチン2回接種の証明書、12歳以下は健康状態申請書の提示が必要。利用者数の上限は(1)(3)1万5千人、(2)が3千人。5人以上の団体も割り引き上限は2万円とする。

 事業費1億3500万円を助成した名護市の渡具知武豊市長=写真右から3人目=は10月26日、市内で会見し「ウィズコロナ時代の経済の起爆剤としたい」と述べた。前田裕子名護市観光協会理事長は「県内外の人に名護の魅力を知ってほしい」と話した。

 事業は来年2月末までだが上限に達し次第終了する。加盟店を募集中。詳細は名護市観光協会ホームページ参照。問い合わせは(電話)0980(53)7755同協会。

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