茅島みずきが「第100回全国高校サッカー選手権大会」応援マネージャーに!ゴルフでプロを目指した経験を生かし「選手の思いをきちんと伝えていきたい」

茅島みずきが、12月31日に開幕を迎え、日本テレビ系で放送される「第100回全国高校サッカー選手権大会」の“第17代応援マネージャー”に決定した。

2004年7月6日生まれ。現在17歳の現役高校生の茅島は、19年の大塚製薬「ポカリスエット」のCMで注目を浴び、映画「青くて痛くて脆い」(21年)、ドラマ「ここは今から倫理です。」、「おかえりモネ」(ともにNHK)などに出演。現在は「SUPER RICH」(フジテレビ系)に出演している。また、集英社「Seventeen」専属モデルを務め、「東京ガールズコレクション」には、19年に14歳で出演して以来、9回連続で登場しランウェイを歩くなど、モデルとしても活躍中だ。

このたび就任を知らされた際、最初は実感が持てなかったという茅島。「家に帰りながら、“応援マネージャー”になれたんだと、ドキドキしてきました。この仕事を始めた時にやりたい!と思ったお仕事の一つが“応援マネージャー”だったので、純粋にすごくうれしかったですし、記念すべき100回大会の“応援マネージャー”を務めることができて、とても光栄です」と声を弾ませる。

また、“応援マネージャー”の中では、「永野芽郁さんのことが好き」だそうで、「たくさん作品を見て、ずっとすてきだなって思っています。でも自分の中で、憧れていたら『その方を越えられない』と、この仕事をしながら思うようになって、憧れるのはやめようと思ったんです。いつかは共演できるように頑張りたいです。それから『おかえりモネ』で共演させていただいた清原果耶さんには、清原さんが経験されたことから、取材でどんなことを聞くといいか教えていただきたいです」と話した。

家族もとても喜んでくれたと言うが、特に、普段茅島の活動にあまり関心を示さない、サッカー好きの兄がとても喜び、両親との「ビデオ通話に入ってきた」と明かし、歴代の“応援マネージャー”が挑戦してきた「リフティングチャレンジ」の練習も画面越しに一緒に行ったほどだったと報告。本番の前日には、父親の熱血指導の下、2時間練習。そこで30回を超えていたので、安心して眠ったそうだが、本番では緊張のために満足のいく結果が出ず、記録は9回。しきりに「悔しい」と口にし、リベンジを誓っていた。

サッカーについては、地元の長崎は高校サッカーの強豪校が多く、友達との話のきっかけになればと、サッカーゲームを始めたそうで、そこから学ぶことが多く、ゲーム中のチームはイングランド・プレミアリーグのリバプール、好きな選手に、スティーブン・ジェラードの名前を挙げた。さらに「地元の友達がサッカーを頑張っている姿を身近で見てきました。中学から高校サッカーの大会に憧れて練習している子がいたので、悔しい思いやつらい思いをしながらも、頑張っている姿がすてきだなと思っていました。友達にはまだ報告できていませんが、毎年“応援マネージャー”が決まった時に連絡がくるので、喜んでくれると思います」とほほ笑んだ。

そんな茅島は、小学2年から6年までの5年間は、プロゴルファーを目指し、ゴルフ漬けの毎日を送っていたスポーツウーマン。当時のベストスコアは70を誇り、小学6年生の時は、地元の長崎大会で1位となり、全国大会に出場するほどの腕前だ。しかし、その大会での結果が振るわず、落ち込む茅島の気を紛らわせようとした母親に芸能界のオーディションを勧められ、その結果、芸能の道に入ることになったという。

その経験は今に生かされていると胸を張り、「ゴルフは4時間ライバルたちと一緒に戦わなければいけないので、精神的に強い人が勝つのですが、私はもともと人前に出ることが得意ではなかったので、試合の前日はものすごく緊張していました。その頃の経験もあって、オーディションや本番でも緊張せずに臨めているので、本当にゴルフのおかげだなと思っています。好きなことに対して努力をすることが当たり前な生活に慣れているので、芸能活動で頑張ることは、全然苦ではないです」と真っすぐに語った。

今後のチーム取材では、「練習の様子や監督が選手たちにどんな言葉を投げかけているのかなど、舞台裏をしっかりと取材したい」と目を輝かせ、「高校3年間、サッカーのためだけに自分の青春を捧げてきた選手の皆さん、それを支えてきた監督、マネジャー、家族と、周囲の人たちの思いに寄り添い、感じながら発信していける“応援マネージャー”になりたいです。自分がゴルフをしていた時に感じていた、練習の大変さや、試合に負けた時の悔しさ、周囲の期待を背負って試合に臨むプレッシャーは、100%は分からなくても、選手の皆さんの気持ちに共感できる部分があって、分かり合える部分があると思うので、見てくださる方々にきちんとお伝えできるようにしたいです」と意気込みを述べた。

そして、大会を目指す選手たちに向け、「本当に悔しい思いや、つらいこと、大変なことがたくさんあったと思いますが、この大会で皆さんが全力を出せるように、精いっぱい応援しています。頑張ってください!」とエールを送った。

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