株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)が2022年3月期第2四半期決算(連結)を発表、既存店売上高も好調に推移し増収増益に

株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)は8日、2022年3月期第2四半期決算(期間=4月1日から9月30日、連結)を発表した。

売上高は117億4,100万円(対前年同期比22.1%増)、営業利益は4億5,500万円(同31.7%増)、経常利益5億2,300万円(同37.1%増)、親会社株主に帰属する純利益4億円(同84.5%)だった。

売上高については、既存店売上高が2.0%増と好調に推移し新型コロナウイルス感染症拡大前の2020年3月期第2四半期水準を確保したほか、前期の新店12店舗および前第3四半期より連結化した株式会社エコプラス(宮城県名取市)の60店舗が寄与して増収となった。

利益については、売上総利益が21.3%増になったことなどにより、営業利益、経常利益とも増収。株主に帰属する純利益は投資有価証券売却益1億500万円を特別利益として計上した結果、大幅増益となった。

なお同社グループでは、同第2四半期連結会計期間において、人財育成の強化や買い取りチャネルの拡大に取り組んだほか、「首都圏出張買取センター」の開設や未出店地域への期間限定出店買い取りといった取り組みを通じ、リユース事業の要である買い取り力の強化に努めた。

リユース店舗の出店については、直営店9店舗を新規出店した一方、2店舗を閉店。またFC加盟店2店舗を新規出店した一方、3店舗を閉店した。この結果、リユース店舗数は直営店396店舗、FC加盟店523店舗となり、合計919店舗となった(同第2四半期連結会計期間末時点)。

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