サクランボを使ったビールの出来が別格!山形県天童市の旅館にある醸造所が凄い

旅人へひとこと

フルーツ王国の山形の温泉宿で、風呂上がりにぴったりな、山形らしいビールを飲み放題で楽しみませんか?

「旨いビールを飲むためには、ビールに旅をさせるのではなく、ビールが醸される場所に自分が旅をすること」を信条に、全国のビール醸造所を訪ね歩く今回のビール紀行は、山形県天童市の『いちらく天童ブルワリー』のクラフトビールをご紹介します。

『いちらく天童ブルワリー』は天童温泉の湯宿『桜桃の花 湯坊いちらく』内にあるビール醸造所。主として宿泊客向けに、お風呂上りにぴったりなクラフトビールを醸造されています。

ビールの特徴は、さくらんぼや蕎麦など、山形らしい素材を使われていること。そんなクラフトビールがお宿の「オールインクルーシブ」プランでは、滞在中(チェックイン後 ~ 翌日のご朝食時まで)、飲み放題で楽しむことができるのです。時間や杯数を気にせず、存分に楽しめる貴重なお宿です。

このように宿泊客向けのビールですので、以前は宿泊しないと飲むことができませんでしたが、最近は宿泊せずとも、ラウンジで飲むことができるようになりました。本当は宿泊したい所ですが、私的な事情のため、「立ち寄り湯ならぬ、立ち寄り飲み」を目的に現地に向かいます。

羽田空港から飛行機で山形へ

飛行機で山形空港へ。東京からは新幹線という手段が一般的ですが、やはり飛行機は速いです。

特に今回の目的地、天童市は山形空港から近く、アクセス手段として最適です。

空港からは予約制の乗り合いタクシーを利用します。乗り合いと言っても、この時はお客は自分一人。それでも料金は格安です。

『桜桃の花 湯坊いちらく』に到着

空港から約15分で、『いちらく天童ブルワリー』のある『桜桃の花 湯坊いちらく』に到着。

この中にビール醸造所があるとは想像もつかない一般的な旅館の佇まいです。

こちらが館内のラウンジのフロアです。ビールサーバーがしっかりと身構えています。こちらでビールやアルコール類が頂けるようです。

お庭から見える『いちらく天童ブルワリー』

ラウンジ前のお庭にビール醸造所の建物を発見!ここでビールを醸造している証です。

ビールに旅をさせずに、自分が醸造所に旅をして、「旅疲れをしていない」新鮮なビールを頂く、そんな素敵な旅のクライマックスをこれから迎えようとしています。

「桜桃の花 サクランボ&フランボワーズ」

山形ならではのサクランボとフランボワーズを使用したビールです。

フランボワーズとサクランボの香りが豊かでフルーティで、果実のしっかり酸味が心地よい、完成度の高いフルーツビールです。見た目にも美しい。風呂上りに最適な仕上がりです。

日本各地にフルーツを使用したビールは数多く存在しますが、こちらの出来は別格です。

「Mr. A Soba Dry」

2種類あるビールのうち、もう一つがこちら。蕎麦を使用したビールです。

ほんのりエステル香が特徴の、キリリと締まるドライな口当たりのビールです。こちらも風呂上りに最適な仕上がり。

「オールインクルーシブ」プランなら、これらのクラフトビールがエンドレスに楽しめます

「オールインクルーシブ」プランでの宿泊なら、これらのクラフトビールがエンドレスに楽しめる、何て幸せなお宿なのでしょう。

ちなみに、ビールの他、山形の地酒や山形ワインも飲み放題に含まれます。

是非、こちらのお宿に宿泊して、温泉に浸かって、山形らしさを感じるクラフトビールを存分に楽しんではいかがでしょうか。

感染対策を十分にして、旨いビールを求めて旅をしましょう!

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:「ビール紀行~旨いビールを求めて~」

https://blog.goo.ne.jp/rex-blue

桜桃の花 湯坊いちらく

〒994-0025 山形県天童市鎌田本町2丁目2−21

*この記事は2021年6月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:rex-blue

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