ロッテ提訴の清田氏が2度目の不倫疑惑を否定 Bさんとはタレコミ確認の〝必要な外出〟と主張

ロッテ時代の清田氏(東スポWeb)

それでもオレはヤッてない――。プロ野球のCS開幕直前に、元ロッテの清田育宏氏(35)が契約解除したロッテを提訴したことが明らかになり、波紋を呼んでいる。追跡取材すると、清田氏は裁判で、今年5月に飛び出した2度目の不倫疑惑を否定し、仰天主張を展開していることが分かった。

清田氏は、コロナ禍で不要不急の外出をしたことなどを理由に、ロッテから契約解除されたのは違法で無効として東京地裁に提訴。選手としての地位確認や計9700万円の損害賠償を球団に求めた訴訟の第1回口頭弁論が今月4日、行われた。

清田氏側は、日本プロ野球選手会が清田氏の処遇などの協議を望んだが球団が応じず、一方的に契約解除したのは解雇権の乱用などと主張。球団側は清田氏側の請求棄却を求めた。

清田氏は昨年9月、札幌遠征中にアラサーで女優・桐谷美玲似の美女Aさんと密会したと今年1月7日に写真週刊誌「フライデー」に報じられた。感染経路は不明だが、札幌遠征後に清田も含めてチーム内で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生したのは周知の通りだ。

球団への虚偽報告も明らかになり、フライデーの報道を重く見た球団は1月15日、清田氏を無期限謹慎処分にした。

清田氏は5月1日に処分が解けた直後の同月12日、都内のマンションで、30代前半で女優・黒木メイサ似の美女Bさんと3時間半、密会したと同月21日にまたもフライデーに報じられた。

場所はBさんの自宅マンション。マンションを出た2人が手をつなぎ楽しそうな雰囲気を漂わせる姿も激写された。4日後の16日にBさんと再び密会した後、同誌の直撃を受け「もう終わりですよ。これで球団もクビ、家族にも迷惑がかかる…」などと答えた。

結果的にその言葉が現実となったが、裁判で清田氏は反論していることが判明。球団はコロナ禍で不要不急の外出をしたことを契約解除の根拠の一つに挙げているが、本人は〝必要な外出だった〟としているのだ。

清田氏側の主張によれば、1月の不倫疑惑報道後、清田氏の妻はAさんを相手取り、慰謝料を請求する裁判を起こしたという。かたや清田氏の元には5月に入り、妻の裁判に関する情報のタレコミが舞い込んだ。タレこんだのはなんと、Bさんだったという。

清田氏は情報を確認すべくBさんと会うことにしたが、謹慎処分が解けた直後で、外で目立つ行動を避けるよう球団にクギを刺されていた。そのため、5月12日にBさんの自宅マンションで会うことに。これをフライデーに報じられたわけだ。

清田氏側は裁判で、Bさんとは交際しておらず、5月12、16日両日とも男女の関係になっていないと主張。また、Bさんのタレコミを確認するために〝必要な外出だった〟としている。

ただ、関係者は「清田はなぜ、Bさんの自宅マンションで会ったのか。週刊誌に撮られれば不倫疑惑と報じられかねない。タレこんできた相手と手をつなぐのも不可解です」と疑問を呈す。

一方で清田氏への同情論もあり、別の関係者は「清田の主張が事実であれば、Bさんとの不倫疑惑には何かしら〝ウラ〟があることになります」と首をすくめた。

果たして、裁判の行方はいかに――。

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