【那須塩原】誰でも気軽に来られる居場所を作ろうと、高校生や大学生などでつくる団体「くろいそ未来の学校準備室」は来春のオープンを目指して上厚崎の空き家を改修している。季節に合わせたイベントなどを開き、新たな地域の交流拠点として根付かせたい考えだ。
発起人は、同団体の大鹿哲太(おおしかてった)代表(21)。高校卒業後に入社した会社で仕事などについて悩む中、地元の友人と話したり、地域の活動に関わったりして心が軽くなったことから「今をつらいと感じ、誰かに話を聞いてもらいたい時に帰って来られる場所をつくろう」と考えるようになった。