ロバート秋山が震えた “追っかけディレクター” 動画260万再生突破「あいつマジで近づいてきたぞ」

動画内で対談した篠田ディレクター(左)とロバート秋山

メ~テレ(名古屋テレビ)がユーチューブで公開した動画「ロバート秋山 元ストーカーがテレビ局員に 職権濫用で番組に呼ばれる」がバズっている。お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次(43)と同局の篠田直哉ディレクター(25)が対談したこの動画は、10月30日に公開されると、わずか10日間で260万回以上の再生数を記録した。

内容は子どものころからロバートの大ファンだった篠田氏が、ロバートの番組を作りたいとメ~テレに入社。ついに憧れの秋山をブッキングして、単独バラエティー番組を作ってしまうまでの成り行きが2人の間で語られていくというものなのだが、篠田氏の「ロバート大好き」ぶりがとにかくブッ飛んでいる。

小学校5年生のときにロバートのお笑いライブDVDを見て大ファンにり、中学になると出身地の大阪から東京まで遠征してライブを観覧。客席で笑いもせず、ひたすらメモを取り続ける姿から、ロバートの3人から「メモ少年」と名付けられたという。

高校時代の春休みには、秋山の父親が福岡で営むハンバーグ屋に住み込みでアルバイトに行くなど、〝追っかけ〟ぶりはさらにエスカレート。法政大進学後には学園祭の実行委員となり、ロバートの単独お笑いライブを企画して、約3000人の観客を動員した。

上京以来、すべてのライブを見に来るようになった篠田氏に、秋山も「あいつマジで近づいてきたぞ」「小学校から来てるんだけど、とうとう大学まで来てるから…」とさすがにビビったという。

「ロバートさんと一緒に何かを作りたい」という夢を持つようになった篠田氏は、ロバートのレギュラー番組を放送していたメ~テレの入社試験にチャレンジ。社長面接で「自分は元々、明るいタイプではなかったんですけど、ロバートさんと出会ってから人前で明るく話せるようになりました。自分もロバートさんみたいに番組を通して(多くの人の)笑顔のきっかけを作りたいです」と訴えて合格し、メ~テレの社員となった。

これまで音楽番組を担当していた篠田氏だが、入社3年目で憧れの秋山をブッキングして単独バラエティー番組「ロバート秋山の虚構ドキュメンタリー ~企業レスキュー・沖田義盛 密着取材~」を制作。この番組は当初はネット配信のみの予定だったが「地上波でもやらせてくれないですか」という篠田氏の熱意が編成部門を動かし、6日深夜にはメ~テレで放送された。地上波で放送されるにあたって番組のPR動画として秋山との対談動画を企画してアップしたところ、これが想像をはるかに超えてバズったのだという。

小学5年生のときから憧れていた秋山を起用して番組を作った篠田氏だが、次の目標はロバート3人との番組を作ること。「ロバートさんの良さを視聴者の皆さんにお伝えできる番組をぜひやりたいです」と燃えている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社