取材活動に学ぶ命の大切さ 盛岡・杜陵小で記者が講演

東日本大震災の津波映像に見入る児童

 盛岡・杜陵小(吉田信一校長、児童215人)の6年生35人は8日、総合的な学習の時間で岩手日報社記者から仕事に関するエピソードを聞いた。取材を通して感じ、訴えている命や自然の大切さを胸に刻んだ。

 同社報道部の鹿糠(かぬか)敏和専任部長が講演。14年前に体験した南極取材について写真や動画で説明した。児童はペンギンやオーロラを興味深そうに見つめた。

 東日本大震災の津波や犠牲者の行動をまとめた動画も紹介。「助かるための避難訓練」「逃げたら戻らない」など災害から身を守るための遺訓を伝えた。

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