イングランド・プレミアリーグのニューカッスルは8日、新監督にエディ・ハウ氏(43)を任命したと公式ホームページで発表した。2024年6月末までの2年半契約になる。
資産48兆円超のサウジアラビア公共投資基金(PIF)が支援する共同事業体によって買収されたニューカッスルは10月にスティーブ・ブルース監督を解任。後任の最有力候補だったスペイン1部ビリャ・レアルのウナイ・エメリ監督は就任を固辞し、昨季までイングランド・チャンピオンシップのボーンマスを指揮していたハウ氏に白羽の矢を立てた。
ハウ新監督はクラブを通じて「名声と歴史を持つクラブの監督になることは非常に光栄です。誇りに思う」とし「これは素晴らしい機会ですが、目の前にたくさんの仕事があり、選手たちと一緒にトレーニングしていきたい。一緒に旅を始めることに興奮しています」とコメントした。
ニューカッスルはここまで勝ち点5のリーグ19位と低迷しており、新監督として最初の仕事は降格を回避することになる。英紙「ガーディアン」によると、クラブ側は来年1月の移籍市場で2億ポンド(約306億円)を投入する構えで、まずはスペイン1部アトレチコ・マドリードのDFキーラン・トリッピアーの獲得に動くという。