日本ハムの「ビッグボス」新庄剛志監督(49)が約80人の報道陣に粋な計らいをみせた。
9日、沖縄・国頭村で行われている秋季キャンプ第2クールを連日視察に訪れた新庄監督。午前9時前に球場入りするや、自らの提案で囲み取材に対応し「実戦がちょっと入ってくるので、どういうタイミングを取るかとか、どういう振りをするかというところを見ていきたい」とこの日の視察ポイントを説明した。
全体練習が始まった9時半直後には自身のツイッターを更新。「地味な努力こそ派手になれる
派手になれば周りが見え出す 周りが見え出せば大人になれる でも心は少年で生き続けたい」(原文ママ)と自身の哲学を盛り込んだメッセージをファンに向け発信した。
練習中も選手一人ひとりの動きを確認しながら気づいたことを選手それぞれに伝え、声掛けも怠らないビッグボス。午前11時を回ると、報道受付の前には「BIG BOSSから報道陣の皆様へ」という張り紙が出され近くのローソンから配達されたサンドウィッチ、おにぎり、ドリンク類が集まった約80人のメディアに差し入れられていた。