マンUが神童ビニシウスに126億円巨額オファー 本人はレアル残留宣言

ビニシウス(左)は神童と呼ばれている(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、スペイン1部レアル・マドリードで今季大活躍しているブラジル代表FWビニシウス(21)の獲得へ破格オファーを準備している。

イタリアメディア「カルチョメルカート」は「マンチェスターUが、ビニシウスを獲得するために(移籍金)9600万ユーロ(約126億円)のオファーを行う」と報道。さらにスペインメディア「フィチャージェスネット」も「年俸は1600万ユーロ(約21億円)が必要になる」とビニシウス獲りの動きを伝えた。

神童と呼ばれるビニシウスは今季ついに大ブレークを果たし、スペイン1部の得点ランキングで2位タイの7ゴールをマーク。欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも抜群の勝負強さを発揮しており、覚醒の時を迎えている。

そこにチーム再建を期すマンチェスターUが白羽の矢を立てたわけだが、Rマドリード側も将来のエース候補と期待しており、交渉には応じない構え。ビニシウス側も「サンチャゴベルナベウ(Rマドリードの本拠地)で歴史を築くことだけを考えている」と現時点で移籍の意思はないようだ。

超名門同士の激しい綱引きに注目が集まる。

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