中国紙「台湾が1,030億円で輸入した韓国製電車、わずか3カ月で漏水」 台湾人乗客「車内水浸し...腹立つ」 

豪雨のなか、台湾の電車で雨漏りがあり通勤客が避難した。8日午前7時27分に台湾北府駅から出発した電車1台が運行中、天井から水が漏れ、通勤中だった乗客が避難する事件が発生したと台湾連合新聞網が報じた。電車は韓国製だ。

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報道によると、事故当日、台湾北部地域に降り注いだ集中豪雨により、該当電車の天井から雨漏りがしたまま運行されたと伝えられる。避難した乗客によると「車内は天井から漏れた水で床が水浸しになった」とし「民進党と台湾政府はいったい何しているのかと腹が立つ」と憤慨した。

今回漏水事故があったとされる電車は去る3月に韓国現代自動車グループの企業である「現代ロテム」が製造・輸出した新型電車EMU900モデルであることが分かった。去る2018年に台湾鉄道管理局から現代ロテムに520両が発注され、来る2023年に発注した全車両が引き渡されると伝えられた。

電車の輸入を担当した台湾鉄道庁は、該当列車を指して「台湾鉄道歴史上最も美しい電車」とし期待していた。既存の電車に比べ重量が10%以上軽く、運行によるエネルギー効率も良いとされていた。車内はWi-Fi接続をでき、座席上段にはヘッドレスト(頭部受け)が設置され、座席の快適性を高いとの評価を受けていたという。

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騒動のあった当該車両は10両1編成、最高時速130kmで運行できる。また、1編成にトイレが5つ設置され、長距離旅行者に適したモデルとされていた。

今回の騒動について中国の官営メディア「観察者網」な複数の媒体は「台湾が韓国から高価で買った電車が漏水した」とし「253億台湾ドル(約1,030億円)を投資してからわずか3~4ヶ月ぶりで《歴代最高の電車》が漏水した」 と報じた。

一方、台湾鉄道当局は、性格な漏水原因を確認中との立場だ。台湾鉄道庁は公告を通して「現在は購入先(現代ロテム)との安全保障契約期間」であるとし、「製品設計上の欠陥による漏水事故であることが確認された場合、契約により製造業者に改善を要求する計画」であると説明した。

台湾鉄道庁は「排水口からは特別な漏水原因を確認できなかった」とし「現在メーカー関係者と共に検査中だ。問題のある部分と主要老衰部分を探して問題を解決する」と立場を明らかにした。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは、

「現代はなぜこうなのか」

「ソウルの地下鉄も現代ロテムが全て作ったよね…」

「管理不足で発生した可能性もある。しかし製造欠陥が原因であれば台湾人はただでは置かないだろう…しかし中国メディアは出しゃばってくるな」

「国の恥」

「中国に笑われるぐらいに現代は…」

などのコメントがネット掲示板に投稿されている。

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