「広島Ⅱ」来年1月着工、日本GLP 延床5万㎡、就業環境整備

日本GLP(帖佐義之社長)は2日、広島市に敷地面積約2万3000平方㍍、地上5階建て延床面積約5万平方㍍「GLP広島Ⅱ」を開発すると発表した。来年1月に着工、2023年1月の竣工を予定する。総投資額は約100億円。
  山陽自動車道宮島スマートICから約16㌔㍍、広島高速3号線吉島IC約2㌔㍍、広島港約4㌔㍍と広島県内ほか西日本の物流拠点として広域配送に対応。JR広島駅からも約7㌔㍍で雇用確保の面でも好立地にある。
  周辺の3PL企業のニーズをとらえて汎用性の高いマルチテナント型で最大4テナントが入居可能。倉庫自動化への装備
や、従業員不在時も荷物を格納できる置き配バースを導入、トラック待機問題の解消で輸送コスト削減を図る。
  外壁や屋根部分には強風対策・塩害対策を施し建物の耐久性向上を図る。環境対策として太陽光自家消費をテナントに無償還元し、補完としての再生可能エネルギーの購入と合わせて再エネ100%の達成を目指す。
  海沿いの立地を活かすメザニン付き休憩所を設置し、空間の広がりを確保するなど働く人の快適性を追求した設計とする。

提供元:日本流通新聞×foredge

By:物流たまてばこ

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