デジタル返品発送、ヤマト運輸 Dоddle社連携

ヤマト運輸(長尾裕社長)は、Dоddle社の返品システムと連携したEC事業者向け返品・発送サービスを26日に開始した。ギャップジャパンの公式オンラインストアから利用されている。
  返品手続きや業務をデジタル化し、電話での返品依頼や伝票作成の手間などの手続きを簡便化。最寄りの宅急便センターやPUDОステーション、一部のコンビニなどから伝票レスで返送できる。
  EC事業者は、返品処理時の業務が効率化され、返品受付サイトの構築を含めたパッケージでのサービス提供となり初期コストを抑えて短期間でサービスを開始できる。
●マンション非対面発送
  ヤマト運輸は、ヤフーの「ヤフオク」「ペイペイフリマ」の商品を、フルタイムシステムが設置した宅配ロッカーから非対面で発送できるサービスを来年1月から開始する。フルタイムシステムは2023年3月までに全国3000棟のマンションでの導入を目指す。
  ヤマト運輸とヤフーは18年からPUDОステーションからの非対面発送に対応している。今般、フルタイムシステムとの連携で24時間365日好きな時間に自宅マンションの宅配ロッカーから商品発送を可能とした。

提供元:日本流通新聞×foredge

By:物流たまてばこ

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