阪神・矢野燿大監督(52)が9日、大阪市内の阪神電鉄本社で藤原崇起オーナー(69)へシーズン終了のオーナー報告を行った。
約30分の会談後、会見に臨んだ指揮官は「よく頑張ってくれたというねぎらいの言葉を頂きました。一方で、最後優勝を逃した、CSを勝ち上がれなかったということで、まだまだ上を目指していってほしいという激励の言葉もいただきました」と明かし、虎の総帥から12球団最多77勝の安定感ある戦いを評価された一方、結果的にV逸し、CSでも早々に敗れたチームのここ一番での勝負強さと、さらなる強化を期待されたという。
4年目の来季は1年契約で臨む模様だ。「来季こそ期待に応えたいという気持ちになりました。明日からまた悔しさをぶつけていきたい」。10日から始まる秋季練習から、来季にむけたチーム強化へ本腰を入れていく。