【パCS】ケガから復帰のオリックス・吉田正が最終調整「痛み? それなりに…」

オリックス・吉田正尚(東スポWeb)

オリックスの主砲・吉田正が決戦を見据えた。ロッテとのCSファイナルステージ初戦を翌日に控えた9日、チームは京セラドームで全体練習。実戦形式の打撃練習を終えた吉田正は「まだまだミスショットもいっぱいあるけど、いろいろ確かめながらやれた。痛み? それなりに…。本来のスローもまだできていないのかな」と万全とは言えないながら「勝利に向けて一緒に戦っていく。いい緊張感の中で戦える。日本シリーズに向けて全力でやっていくし、チームの士気は上がっている」と気合を入れた。

10月2日のソフトバンク戦で右手首に死球を受けて右尺骨骨折。リハビリを強いられ、リーグ佳境の戦いに参加できなかった。それでも驚異的な回復でCSを控えたチームに合流。「ここまでこれた。油断せずに準備したい。あとは判断されるのは首脳陣の方。僕は10日と決まってから逆算してやってきた。栄養もバランスよく摂って最善を尽くしたし、後悔のないようにやれることはやってきた。試合になってアドレナリンが出る」と初のCS出場にスタンバイした。

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