熊田曜子を平手打ちの被告 現行犯逮捕時の夫は大暴れで警察は応援要請

第2回公判を迎えた熊田曜子

妻でタレントの熊田曜子(39)を殴ったとして暴行罪に問われた会社経営者の被告(38)の第2回公判が9日、東京地裁(深野英一裁判長)で開かれた。

事件は5月18日、泥酔して帰宅した被告が、自宅マンション内で熊田の顔を平手で殴り、熊田が自ら110番通報したことにより発覚した。

事件当日、警察は熊田からの110番通報を受け、自宅の外の駐車場付近で本人と合流。その後、警察は熊田の自宅に向かい、玄関付近で被告を暴行罪で現行犯逮捕した。

裁判では、熊田が警察の取り調べの中で「夫が私の浮気を疑っていたと思うけど一切していない」「浮気を疑ったこともあるかも知れないが、話し合って納得してもらっていた」と話していたことが明らかになった。

また、検察側の証人として出廷した警察官により、被告が現行犯逮捕された当時の状況も判明した。

警察官が「奥さんを殴ったということで逮捕します」と言い、被告の左手をつかむと、被告は「何!逮捕だ!」と声を上げ、大暴れしたという。

その警察官は被告によって飛ばされ、すぐ後ろにいた捜査員が被告の両手を2人がかりでおさえたが、手錠をかけられる状態ではなかった。

そこで飛ばされた警察官が応援を要請し、さらに地域課員2人がエレベーターで現場に急行し、両手に手錠をかけた。午前1時3分に被告は現行犯逮捕されたという。

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