期間中の防御率0.69を記録した中日・小笠原&木下拓も候補
毎月、プロ野球をよりエキサイティングに盛り上げたバッテリーを表彰する「2021 プロ野球月間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」。セ・リーグは元横浜の多村仁志氏、パ・リーグは元近鉄の中村紀洋氏が選出する10月の候補が発表された。各3組の候補は以下の通り(対象は9月27日~11月1日)。
○ヤクルト・高橋奎二-中村悠平
中村とコンビを組んだ高橋は、期間中に14イニングを投げて防御率0.64、18奪三振をマーク。抜群のパフォーマンスでリーグ優勝に貢献した。
○中日・小笠原慎之介-木下拓哉
小笠原は期間中に13イニングを投げて防御率0.69を記録。2試合で1失点と安定感を誇った。リードした木下拓は期間中の打率.256と攻守に活躍した。
○阪神・高橋遥人-坂本誠志郎
高橋は10月8日のヤクルト戦(神宮)で5回4失点を喫したものの、以降の2登板はそれぞれ無失点に。終盤に出場機会を増やした坂本は巧みなリードが光った。
ソフトバンクのマルティネス&甲斐は2か月連続のノミネート
○ロッテ・石川歩-田村龍弘
石川は期間中23イニングを投げ、わずか2失点で3連勝を記録。田村は10月24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で適時打を放つなど攻守で支えた。
○オリックス・山本由伸-若月健矢
今年すでに3度の月間賞に輝いている常連コンビ。球団記録の自身15連勝を挙げた山本は、期間中4試合計32イニングを投げて32奪三振、防御率0.84と圧倒的だった。
○ソフトバンク・マルティネス-甲斐拓也
2か月連続のノミネート。マルティネスは期間中4試合計27イニング2/3を投げて27奪三振をマーク。甲斐は期間中に2本塁打、6打点とバットでも存在感を示した。(Full-Count編集部)