投手2冠の中日・柳&木下拓、最多勝の阪神・青柳&梅野ら
シーズンで最も躍動したバッテリーを投票で選ぶ「2021 プロ野球年間最優秀バッテリー賞 powered by DAZN」。セ・リーグは元横浜の多村仁志氏、パ・リーグは元近鉄の中村紀洋氏が選出する各3候補が発表された。ノミネートは以下の通り。
○ヤクルト・清水昇-中村悠平
清水は今季、日本記録を塗り替えるシーズン50ホールドをマーク。中村は打率.279、36打点と攻守に存在感を見せた。
○中日・柳裕也-木下拓哉
柳は最優秀防御率と最多奪三振の2冠を獲得。正捕手の座についた木下拓は打率.270で、捕手ではリーグトップの43打点を記録した。
○阪神・青柳晃洋-梅野隆太郎
侍ジャパンの一員として東京五輪の金メダルにも貢献したコンビ。今季13勝を挙げた青柳は最多勝を獲得。梅野は正捕手としてチームを支えた。
オリックスから2組、ソフトバンクのマルティネスは抜群の安定感
○オリックス・山本由伸-若月健矢
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の“投手4冠”に輝いた山本。その絶対エースと11試合でコンビを組んだ若月は、打撃でも堅実な貢献を見せた。
○オリックス・宮城大弥-伏見寅威
球団の10代投手では初となる開幕5連勝をマークした宮城は今季13勝をマーク。兄貴的存在の伏見は、高卒2年目左腕を好リードで支え続けた。
○ソフトバンク・マルティネス-甲斐拓也
マルティネスは、登板した21試合のうち20試合でクオリティスタート(6回以上で自責点3以下)を達成。甲斐は、捕手ではリーグトップの12本塁打、44打点だった。(Full-Count編集部)