MF香川真司獲りにスコットランドの名門レンジャーズ急浮上 監督はジェラード氏

活躍の場を失っている香川(東スポWeb)

ギリシャ1部PAOKで構想外となっている元日本代表MF香川真司(32)の移籍先に、スコットランド1部の名門レンジャーズが急浮上している。

香川は今季から就任したルチェスク監督のもとでチーム構想から外れ、開幕戦で出場して以来出場機会を失っている。7日に行われたパナシナイコス戦で約2か月ぶりにベンチ入りしたが、主力の4選手が負傷離脱した影響による〝数合わせ〟の招集とみられ、やはり出番は訪れなかった。

来年1月の移籍市場での退団が確実視される中で米メジャーリーグサッカー(MLS)や中東、そしてJリーグのクラブが関心を寄せている中、思わぬ候補が浮上してきた。

英国の移籍情報サイト「トランスファールーマーズボット」が、英公共放送局「BBC」の報道を引用する形で「香川真司がレンジャーズに移籍する可能性があるという噂がある。1125万ポンド(約17億2000万円)の入札が予想される」と伝えた。

レンジャーズはスコットランド1部の名門で、元イングランド代表レジェンドであるスティーブン・ジェラード監督が率いて昨季優勝を果たしている。今季も首位を快走しており、もし加入が実現すれば、永遠のライバル・セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧との対戦も実現する。

ギリシャで出場機会を失っている香川の現状から名門が正式オファーにまで至るかは微妙なところだが、欧州優先を希望している香川にとっては朗報となりそうで今後の動向に大きな注目が集まる。

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