横浜・緑区のマンション街に笑顔描いた「光の実」 展示後、震災被災地へ

マンション街に飾り付けられた「光の実」=横浜市緑区十日市場町

 LED電球を果実袋で包んだアート作品「光の実」が、横浜市緑区のJR横浜線十日市場駅近くのマンション街にお目見えした。子どもたちとお年寄りが笑顔を描いたナシなどの生産袋約400個が夜の街路樹を彩っている。「まちかどアートフェスティバル」として同区が主催。21日まで。

 光の実は展示後、東日本大震災の被災地に笑顔を届けるプロジェクト「ハローサンリク」の一環で、宮城県気仙沼市に送られ12月下旬から展示される予定。

 周辺の十日市場町では、地元の都筑アートプロジェクトが、建設中のマンションの仮囲いに作品を展示。居場所づくりに取り組む一般社団法人フラットガーデンが編み物作品を街路樹などに飾り付けている。

 問い合わせは、緑区区政推進課電話045(930)2228。

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