イングランド・プレミアリーグ、アーセナルの日本代表DF冨安健洋(23)が、チームに4800万ポンド(約73億5000万円)をもたらすかもしれない。
冨安は今夏に加入した新天地で右サイドバックとしてすぐさまフィット。欠かせない存在になり、加入後のリーグ戦は8戦無敗(6勝2分け)を続けている。そんな新戦力の活躍を受けて、英メディア「フットボールロンドン」が多くのDF陣が放出されると指摘。セドリック・ソアレス、カラム・チャンバース、エインズリー・メイトランド・ナイルズらを放出すれば、4800万ポンド以上が浮く計算だ。そのお金で補強ポイントであるストライカーと、中盤選手の獲得に乗り出すという。
となれば冨安の控えが手薄になってしまう恐れもあるが、同メディアは、下部組織出身でU―23チームにで活躍するDFライアン・アレビオス(19)に期待。冨安と異なり、攻撃的な選手だが、ミケル・アルテタ監督に新たな選択肢を与えるとした。冨安の加入により、チームの編成までスムーズに回っていきそうだ。