米プロバスケットNBAは25日(日本時間26日)ダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギス(25)が新型コロナウイルスの感染拡大規定に違反したことで5万ドル(約540万円)の罰金を科したことを発表した。出場停止の処分はない。
一方で先週、同規定に違反していたレブロン・ジェームズ(36=レイカーズ)は罰金、出場停止ともに処分はなし。何が違ったのか。
ポルジンギスは敵地でのクリッパーズとのプレーオフ1回戦の第1戦に113―103で勝利した翌日の23日(日本時間24日)に、ロサンゼルス市内のストリップ・クラブに行ったことが規定違反となった。
ただし2度のワクチン接種を完了していることから隔離の必要はなく、今後の試合には出場できる。
レブロンは19日(同20日)に行われたゴールデンステート・ウォリアーズとの「プレーイン」前に自身が出資するテキーラのイベントに参加していたことが発覚。これが規定違反に問われたが「屋外でのイベントで参加者は全員がワクチン接種済み、または新型コロナウイルスの検査で陰性が確認されていた」ことで、罰金、出場停止ともに処分はされなかった。
2人はこの日、ともにプレーオフ1回戦の第2戦に出場。マーベリックスはクリッパーズに127―121で勝利。ポルジンギスは32分出場して20得点、4リバウンドでチームの2連勝に貢献した。
レイカーズはフェニックス・サンズに109―102で勝ち、戦績を1勝1敗に。レブロンは38分53秒出場して23得点、4リバウンドと9アシストだった。