最大野党の役割変わるものでない 枝野代表強調

 立憲民主党の枝野幸男代表は9日の両院議員総会で特別国会最終日の12日に代表を降りることを改めて表明したうえで「最大野党、公の器としての役割、責任というものは議席を減らしても、何ら変わるものではありません。ぜひその負託に次こそはしっかりと応えていけるような立憲民主党になって行かなければならない」と力を込めた。

 枝野氏は「議席を得られなかった多くの仲間の分も、その思いを含め、国会内外でしっかりご奮闘いただくことを心からお願いしたい」と野党第1党の国会議員として、発奮することを求めた。

 福山哲郎幹事長も「多くの仲間を国会に戻すことができなかった責任、代表と皆さんを支え切れなかった私の責任と思っている」と幹事長辞任を改めて表明。そのうえで「立憲民主党の使命はますます大きくなったと思っている。今後とも皆さんとともに頑張って行きたい」と野党第1党の国会議員としての責任を継続して果たしていく姿勢を示した。

 立憲民主党は同日開いた常任委員会で、代表選挙管理委員会のメンバーを決めた。委員長には難波奨二参院議員、委員には青木愛参院議員ら4人を選任した。(編集担当:森高龍二)

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