「創造的なMF」堂安律をサウサンプトンが再びリストアップ 移籍金は6億円超

堂安律(東スポWeb)

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンが来年1月の移籍市場に向けてオランダ1部PSVアイントホーフェンの日本代表MF堂安律(23)の獲得に興味を示していると、英メディア「HITC」が報じている。

堂安は昨季ドイツ1部ビーレフェルトでプレー。クラブ側は完全移籍を熱望したものの、500万ユーロ(約6億5000万円)の移籍金をねん出できず、今季は契約元のPSVに復帰した。ここまでリーグ6試合に出場し、2得点をマークしている。同メディアによると、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は「創造的なMF」を求めて移籍市場を精査しており、そこで東京五輪にも出場した堂安が浮上したという。

2019年にもサウサンプトンからの関心が報じられていた。堂安は当時オランダ1部フローニンゲンの所属で大活躍しており、地元メディアに「(イングランド)プレミアリーグは素晴らしいリーグ」とし「私は新しい挑戦と新しい競争の準備ができています。一歩前進したいです」などと語っていたが、結局はPSVに加入した。

サウサンプトンは昨季にイングランド・プレミアリーグのリバプールからレンタルで日本代表MF南野拓実(26)が加入。かつては日本代表DF吉田麻也(33)も所属していた。それだけに同メディアも「堂安が英国南海岸の生活に適応するのに手助けとなるでしょう」と伝えている。

今冬の移籍金は400万ポンド(約6億1000万円)となるが「サウサンプトンは大騒ぎせずに獲得できる」と伝えている。

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