アイドルグループ「ＮＭＢ４８」の安田桃寧（２０）が１０日、大阪市のＮＭＢ４８劇場で行われた「大阪魂、捨てたらあかん」公演でグループからの卒業と芸能界引退を発表した。
安田はグループの公式ブログを通じ「私、安田桃寧はＮＭＢ４８を卒業します。卒業後は、芸能界を引退します。新しい景色を自分の目で見て様々なことを肌で感じて自分のペースで歩んでいくことが必要だと感じるようになりました」とコメントした。
安田は２０１５年に、ドラフト２期生として加入。「加入当初は何をやっても結果が出ず、たくさん悔しい思いをしてきました。それでもファンの皆さんが私のことを見つけてくださり、小さな目標から大きな目標を叶えていくことができました」とファンに感謝すると、「１４歳から２０歳になった今、その２０歳を節目にＮＭＢ４８の温かな環境に甘えず、ＮＭＢ４８で培った経験を活かしてこれからの人生を選択していきたいと思います」と決意をつづった。
先月２０日に、ファースト写真集「もう一度、会いたい理由。」（光文社）を発売したばかりだが、「二冊目には挑めず、結局最初で最後の写真集になってしまいました。今の私の全てを素敵な１冊にしてくださったスタッフの皆さん、長期間のイベントを支えてくださり応援してくださったファンの皆さんの集大成です。本当にありがとうございます」と感謝した。
１８年末まで本紙・大阪発行の「大阪スポーツ」で連載を担当。「ミルクボーイ」らお笑い芸人のプライベートをうまく引き出す〝聞き上手〟な一面も見せていた。
最終活動日等は未定。１６日のドラフト２期生での冠ライブなどには参加する予定で、「本当にたくさんの方の応援のお陰があったからここまで来ることが出来ました。残される時間は少ないんですけれどもＮＭＢ４８に全力を尽くしていきたいと思いますので、どうぞ最後までよろしくお願いします」と結んだ。
