【DDT】KO―D王者・竹下がMAO下し2勝目「この1年でDDTを強くしてきた自負がある」

竹下幸之介(右)はMAOに勝利し公式戦2勝目を挙げた

DDT10日新宿大会のシングルリーグ戦「D王GRAND PRIX 2021 Ⅱ」Bブロック公式戦で、KO―D無差別級王者の竹下幸之介(26)がMAO(24)を下し勝ち点を5に伸ばした。

エセ骨法を自称する矢野卓見師範仕込みのMAOの洗濯バサミに捕らえられた竹下だったが、これを脱出するとファイヤーバードスプラッシュを回避して首折り弾2連発。垂直落下式ブレーンバスターで一気に形勢を逆転する。

粘るMAOはなおも洗濯バサミを狙うが、竹下は強引な投げ捨てジャーマンからザーヒー(ランニングニー)を決める。最後はPlus Ulra(変型チキンウイングフェースロック)でギブアップを奪った。

開幕戦(3日、大田区)で岡林裕二(大日本プロレス)を相手に時間切れ引き分け発進となったが、その後は2連勝で無敗をキープ。次戦(14日、大阪)ではHARASHIMAと対戦する。竹下は「この1年間の僕の進化っていうのが大きいと思うので。HARASHIMAさんもミスターDDTとしてぶつけてくるものがあるだろうし、僕もこの1年でDDTを強くしてきた自負があるので、そういうぶつかり合いができたら」と王者の風格を漂わせていた。

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