【ロケット団の月刊東スポ生活】〝ハンケチ王子〟は人生相談する相手間違えてるぞ!?

「俳優斎藤佑樹」の1面を手にするロケット団の三浦と倉本(右)

時事ネタ漫才で知られる東京・浅草の実力派漫才コンビ「ロケット団」が1か月間の東スポ記事を振り返る。ボケの三浦昌朗(47)、ツッコミの倉本剛(44)が本紙のスクープなどに斬り込む“読む漫才”のテーマとなったのは、秋篠宮眞子さま(30)と小室圭さん(30)の結婚から、プロ野球界まで様々。果たしてどうなる!?

倉本 小室圭さんと眞子さまが結婚したね。

三浦 知らないです。

倉本 なんでだよ!

三浦 お前、それは離婚した俺への嫌みか?

倉本 違うよ。でも、おめでたいよね。

三浦 俺らが立ち会った、おぼん・こぼん仲直りとどっちがおめでたい?

倉本 比べるな!

三浦 髪切りましたからね。昔はアフロヘアでしたから。

倉本 それ、おぼん師匠ね。小室さんのちょんまげ姿はビックリした。

三浦 山根会長(日本ボクシング連盟前会長)が「似合わん! おれが切ってやる」って東スポで言ってましたよね。で、バッサリ切った姿を見て「男前や!」って。

倉本 山根会長の話はいいんだよ、別に。

三浦 結婚したから眞子さまから眞子さんになったんですよね。

倉本 そうなるね。

三浦 俺も離婚して三浦さまから三浦さんになりました。

倉本 三浦さまとは誰も呼んでないだろ!

三浦 おぼん・こぼん師匠も仲直りしたから「おぼんとこぼん」って呼ぶようにしてます。

倉本 関係ないだろ! 師匠をつけろ! 自分の師匠だろ!

三浦 次はどんな髪形になるんでしょうね。

倉本 どうでもいいわ!

三浦 じゃ、話題を変えましょう。10月といえば、引退の季節。

倉本 確かに。ニュースで見たけど、切なくなるよな。

三浦 切ないですよ、東スポがスクープした橋幸夫さんの引退。

倉本 そっちかよ! 松坂大輔とか斎藤佑樹とかだと思うだろ!

三浦 知らないです。誰ですか? 松坂って。

倉本 うそつけよ!

三浦 おれ松井(秀喜)世代だから。

倉本 知ってるだろ、絶対! なんとか世代って言ってる時点で知ってんだよ。引退試合は最速118キロだった。

三浦 118キロっていうと、全盛期のテリー・ファンクと同じですね。

倉本 体重じゃないんだよ! 球速だよ。

三浦 あ、そっちですか。

倉本 当たり前だろ! 日米通算170勝だよ。

三浦 すごいね。ちなみに橋幸夫は通算500以上の曲出してますよ。

倉本 すごいな! 松坂はメジャーのワールドシリーズでも優勝してるし。

三浦 橋幸夫は紅白歌合戦出てますからね。

倉本 体もボロボロだったみたい。

三浦 年とともに声が出なくなってきたみたいですよね。

倉本 橋幸夫だろ、それ! 松坂大輔の話! あと斎藤佑樹投手もね。

三浦 え? 斉藤清六?

倉本 斎藤佑樹! 斉藤清六って誰がわかんだよ!

三浦 ハンケチ王子ね、日本ハムの。

倉本 ハンカチな、昔の人か!

三浦 斎藤投手は東スポの記者さんに将来について相談したらしいですよ。

倉本 ほんとに?

三浦 相談する相手、完全に間違えてますけどね。

倉本 そんなこと言うなよ。東スポの記者さんが信頼されてたってことなんだから。

三浦 俳優すすめてたのには驚きましたが…。

倉本 とにかく皆さん、お疲れさまでした。

三浦 はい、そんな中、今年も優勝が決まりましたね。

倉本 クライマックスシリーズも始まったもんな。

三浦 何言ってんだよ、おれが言ってんのはG1クライマックス。オカダ・カズチカが優勝だよ!

倉本 プロレスかよ! 野球かと思うだろ!

三浦 オカダは強かったな。ジェフ・コブとの戦いは良かったですよ。

倉本 野球も盛り上がっただろ? 去年最下位のヤクルトとオリックスがリーグ優勝だもん。

三浦 特に荒木大輔は良かったですよね。

倉本 いつの話だよ! オリックスの山本(由伸)投手とか、すごかったじゃん。

三浦 山本って山本小鉄? 鬼軍曹と言われた…。

倉本 それより何が楽しみって、やっぱり日ハムが新庄剛志監督になることだろ。

三浦 確かに最高ですね。あとはヤクルトのつば九郎が監督になれば盛り上がること間違いなし!

倉本 それはないよ、絶対。いい加減にしろ!

☆ろけっとだん(みうら・まさあき=1974年7月10日生まれ、山形市出身。くらもと・ごう=1977年5月5日生まれ、東京都出身)。98年、所属劇団内でコンビ結成。浅草芸能大賞新人賞(2006年)をはじめ、各賞受賞。11年、真打昇進。漫才協会理事。師匠はおぼん・こぼん。所属事務所はサンドウィッチマンと同じ、グレープカンパニー。初の冠ラジオ番組「ロケット団の定例ラジオ」(ニッポン放送)が放送中。12月18日には「ロケット団定例集会其の103」(東京・両国「江戸東京博物館大ホール」)を行う。

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