IPACKCHEMがMullackalを買収して提携へ

インドに拠点を確立することにより、この取引はIPACKCHEMの世界的な地位をさらに強化

パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- IPACKCHEMグループ(「IPACKCHEM」)は本日、作物保護包装材を提供するインドの主要企業のMullackalポリマーズ・プライベート・リミテッド(「Mullackal」)と、同社の買収を通じて提携するための正式契約に署名したと発表しました。

1987年にJP・モルバンによって創立されたIPACKCHEMは、作物保護および特殊化学品の末端市場を対象に革新的で専門的なバリア包装ソリューションを供給する世界的な主要企業です。IPACKCHEMの市場での主要な地位は、強い持続可能性志向と100%リサイクル可能なプラスチック・バリア包装材によって、さらに強調されています。当社は現在、欧州、英国、ロシア、中国、ブラジル、南アフリカに施設を擁しています。

西部インドに3つの施設を持つムMullackalは、インドの作物保護および特殊化学産業向けの高品質HDPEおよびバリア・プラスチック容器、キャップ、計量カップのメーカーです。1976年に、P・K・N・ピライによって創立されたMullackalは、インドのプラスチック・バリア製造技術の先駆者であり、今日、インドにプレゼンスを持つ最大の多国籍作物保護プレイヤーを顧客としています。Mullackalとのパートナーシップにより、IPACKCHEMはインドの大規模な高成長市場で強力なプレゼンスを確立して、同国内での将来の拡大に適した位置を得ることができます。

IPACKCHEMのJP・モルバン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「質の高い革新的な事業を築いてきたラメシュ・ピライとカルティク・ピライと提携することに大きな期待を抱いており、IPACKCHEMの所有下でMullackalの成長を加速することを楽しみにしています。IPACKCHEMの持続可能なバリア技術を活用することで、Mullackalは、インドの顧客に高品質のリサイクル可能な包装材を提供する独自の立場を得ます。同様に、私たちはMullackalの独自のキャップ・テクノロジー(CRTESS)を、IPACKCHEMの既存の製品ポートフォリオ全体で活用することを期待しています。この取引は、作物保護および特殊化学品の顧客にバリア包装を供給する主要な世界的プレイヤーであり続けるという当社の戦略の中核を成します。当社は、お客さまのグローバルな広がりに完全に合わせるために、北米などの新しい地域での買収を今後も積極的に追求していきます。」

Mullackalのオーナーでマネジング・ディレクターのラメシュ・ピライは、次のように述べています。「IPACKCHEMは、Mullackalにとって完璧なパートナーであり、私たちは、IPACKCHEMのリソースと業界関係のメリットを追加しながらインドの主要な作物保護プレイヤーにクラス最高の包装材を提供し続けていくことに期待を感じています。カルティクと私は引き続きMullackalを率い、モルバンとそのチームと協力して、インド市場にその革新的なソリューションをもたらし、インドにおけるプレゼンスを高めることを楽しみにしています。」

IPACKCHEMは、SKキャピタル・パートナーズと提携して、独自の産業ノウハウと持続可能性への強固な取組みを活用しながら、多国籍な顧客への世界的なサポートの向上に向けて、国際的な拡大を継続しています。今年初めにIPACKCHEMを買収したSKキャピタルは、特殊材料、化学品、医薬品セクターに焦点を当てたプライベート投資会社であり、50億ドルを超える資産を運用し、年間約110億ドルの収益を生み出すグローバルな事業ポートフォリオを有しています。

取引は、2021年末の完了が予想されています。KPMGがIPACKCHEMの専属M&A顧問を、CKジュリスとパイオニア・リーガルが法律顧問を務めました。EYがMullackalの専属M&A顧問を、Lumiere Law Partnersが法律顧問を務めました。

IPACKCHEMについて

フランスのパリに本社を置くIPACKCHEMは、作物保護および特殊化学品の末端市場向けの革新的プラスチック包装製品(容器、ボトル、ジェリカン)の世界的主要メーカーです。当社の国連の承認を受けた包装ソリューションにより、ユーザーは厳しい規制を順守しながら、「持ちにくい」危険な化学品を安全に輸送・配布できます。IPACKCHEMは現在、8つの生産施設を通じて事業を運営し、約850人を雇用して35カ国で約1200社の顧客に対応しています。IPACKCHEMは、Ecovadisのゴールド評価を得ています。詳細情報については、www.ipackchem.comをご覧ください。

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