中日・山下が契約更改 会見で「軽率な行動でファンを裏切って申し訳ない」と規律違反を謝罪

中日・山下斐紹(東スポWeb)

中日・山下斐紹捕手(28)が11日、ナゴヤ球場で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸600万円(推定)でサインした。

緊急事態宣言下の今夏に遠征先で、チームの禁止事項としていた外食に出かけていたことが発覚。球団は規律違反があったとして10月30日から10日間の自宅謹慎処分を科した。更改後、この件について会見の冒頭で山下は「このたびの僕の軽率な行動によってファンの皆さんの期待を裏切るようなことをしてしまい、大変申し訳ないと思っています。すいませんでした」と頭を下げて謝罪した。

昨オフに楽天を戦力外となり、今季は中日に育成契約で入団。6月1日に支配下となり即一軍昇格したが、出場5試合で10打数1安打と結果を残せなかった。「持ち味である長打力をアピールしようと、二軍では結構、結果が出ていたが、一軍に上がってから、二軍に落ちてからも、いい結果が出なかった。変化球に対応できず、変化球の空振りがすごく多かった」と反省する。

来季へ向けて「今まで捕手にこだわり持ってやってきたが、木下さんがいるし、僕の年齢、立場からして正直、そんなに簡単にレギュラーは取れるものではない。まずは一軍で1年間帯同できるように。代打の一番手とかを目指してやっていきたい」と足元を見つめている。

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