【RIZIN】皇治が引退撤回からの再起戦で「負けたら引退」のジェットコースター的公約

皇治(東スポWeb)

格闘技イベント「RIZIN.32」(20日、沖縄アリーナ)で祖根寿麻と対戦する皇治(32)が11日、自身のツイッターで悲壮な覚悟を明かした。

昨年9月にRIZIN初参戦を果たしたが、4戦で3敗1無効試合と思うような結果を残せていない。全13試合がラインナップされた今大会ではセミファイナルでの出撃が決定。皇治は「後9日 今の俺は試合順なんてどうでもええ 他の選手の方々、セミかなんか知らんけどやりたいならどうぞ 悪いけどただの俺の調整試合 圧倒する」と必勝宣言とともに「#負けたら引退」とハッシュタグを付けて決意表明した。さらに「勝って生きるか 負けて死ぬか 楽しみしてて」と続けて投稿した。

6月大阪大会のトーナメントでは1回戦がバッティングによる無効試合に終わり、決勝戦でも白鳥大珠に敗北。試合後は「しっかり考えなあかん」「この年までできたのはみんなのおかげやと本当に感謝していますし、そういう風に思っています」と引退を示唆したが、その後撤回した。引退撤回からの再起戦で「負けたら引退」の十字架を背負うという大仁田厚ばりに騒がしい展開となっているが、果たしてRIZIN初勝利を挙げることができるのか――。

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