吉田麻也が明かす!豪州戦、試合前の円陣の「言葉」は直前で変更したものだった

カタールワールドカップのアジア最終予選も中盤戦。

森保一監督率いる日本代表は、本日11日、21時からベトナムとアウェイで対戦する。

こうした代表活動、最近の楽しみの一つがJFAが制作する『Team Cam』。コロナ禍で厳しい制限の中で行われた昨年秋の欧州遠征から始まり、この11月シリーズでも、毎日のように日本代表の様子が動画で伝えられている。

こちらはベトナム戦を前に本日配信されたもの。ここでしか見られない選手たちの姿や、表に出てこない裏方の人たちの奮闘ぶりなど、日本代表の“裏側”を伝える映像を代表期間中、日課のように楽しみにしている人は多いだろう。

その『Team Cam』について、吉田麻也が10日の会見で語っていたので紹介したい。前回の豪州戦、試合前にドレッシングルームで円陣を組んだ際に話した言葉についてだ。

「何を話すかはもちろんいつも考えています。ただ、ロッカーの雰囲気だったり、ウォーミングアップの雰囲気だったり、選手の表情で何を言うか変える時もあって。(豪州戦は)本当は違うことを言おうと思っていたんですけど、(田中)碧が言ったように、久しぶりにたくさんの観客が入る試合で、スタジアムの外を通ってきた時にバスからお客さんの姿も見えました。スタジアムやピッチに出た時の雰囲気を見て、話す内容は変えました」

こちらがその豪州戦。円陣のシーンは権利の関係で静止画だが、5分20秒から収録されている。

「戦術的な部分はミーティングをして準備していますし、フィジカル的にも良いトレーニングやウォーミングアップをしてピッチに出る直前までベストを尽くしています。その2つの準備が整っている段階で、やっぱりもう一押し、チームをクッと持ち上げていきたい。そう思っているので、何か効果的なことはないかといつも考えてやっています。あの場で話したことは、僕が一番前回の試合で感じたことだったという、ただそれだけです」

「(変えたことが)結果として良かったかどうかは分かりません。『Team Cam』はいい感じに作るので良いふうに見えるんですよね(笑)。たまにめちゃくちゃ噛んじゃったりすることも正直あるんですけど、『Team Cam』がうまくやってくれているおかげです」と、 最後はおどけてみせた吉田。

世界各地でプレーする、日本を代表する選手たちを束ねる頼もしいキャプテン。その言葉は、本日のベトナム戦でもチームに大きな力をもたらすに違いない。

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絶対に勝利しなければならない一戦!

ベトナム vs 日本

11月11日(木)21:00キックオフ

◆DAZN独占配信◆

・メインチャンネル
配信開始20:20、試合開始予定21:00
解説:中村憲剛氏 ゲスト解説:松井大輔氏 実況:下田恒幸氏

・裏チャンネル
配信開始20:45、試合開始予定21:00
解説:岩政大樹氏、内田篤人氏

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