ヤクルトは15年ドラ1、オリックスは23歳に命運託す セパCS第3戦の先発投手は?

ヤクルト・原樹理(左)と巨人のCC・メルセデス【写真:荒川祐史】

崖っぷちの巨人はメルセデス、ロッテは岩下がそれぞれ先発

日本野球機構(NPB)は11日、「JERA クライマックスシリーズ セ」と「パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ第3戦の予告先発投手を発表した。

セ2連勝で王手をかけたヤクルトの先発は原樹理投手。今季は9試合に登板して3勝1敗、防御率2.30。前半戦はわずか1試合の登板だったが、後半戦だけで3勝をマーク。特にシーズン終盤は好投を続け、対巨人は2試合で1勝0敗、防御率1.59としている。

2連敗で崖っぷちに立たされた巨人はCC・メルセデス投手に命運を託す。左腕は今季17試合で7勝5敗、防御率3.77。シーズン終盤は勝ち星に恵まれずに、約2か月、白星のないままレギュラーシーズンを終えた。ヤクルトとは4試合で対戦し、1勝1敗、防御率5.14と苦戦を強いられていた。

2連勝で日本シリーズ進出に王手をかけたオリックスは山崎颯一郎投手が先発。山崎颯は今季9試合に登板して2勝2敗、防御率3.69。後半戦に入って先発を任され、対ロッテは2試合で1勝0敗、防御率2.31の好相性だった。

一方、あとが無くなったロッテは岩下大輝投手が先発。今季開幕ローテ入りを果たした右腕は前半戦で今季チーム2位となる8勝をマーク。だが、後半戦は白星をあげることができず苦戦が続いていた。対オリックスは3試合で2勝0敗、防御率2.45と好成績を残している。(Full-Count編集部)

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