横浜・みなと赤十字病院で向精神薬紛失 盗難の可能性も 常時施錠の保管庫から

横浜市役所

 横浜市は11日、市立みなと赤十字病院(同市中区)で保管していた向精神薬「ゾルピデム」3箱(計300錠)を紛失したと発表した。市は盗まれた可能性もあるとみて、加賀町署に被害届を出した。

 市によると、ゾルピデムは睡眠障害などを改善する飲み薬。薬剤保管庫で管理していたが、1日午前9時ごろ、職員が毎朝の確認作業をした際に3箱が所在不明であることに気付いた。

 関係職員に聞き取りを行い、院内を捜索をしたが、見つからなかったという。

 保管庫は常時施錠し、鍵は薬剤師が管理していた。

 市は、在庫管理をより徹底して再発防止に務めるとしている。

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