歌企画で相方が感動し進行不能の異常事態に春日俊彰「この企画は良くないかもしれない」

10日深夜放送の『バチくるオードリー』(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・オードリの若林正恭が感動のあまり号泣し、相方の春日俊彰が進行するという異常事態が発生した。

番組では「ピュアな芸人が作詞したラブソングをプロのミュージシャンが作曲したらバチーンときそう!」と題し、ピュアなゲスト芸人が考えた歌詞をシンガーソングライターの関取花に曲をつけて歌ってもらった。

ピュア芸人として出演したのは、TAIGAとザ・マミィの酒井貴士だった。芸人駆け出し時代からの知り合であるTAIGAが、自身の奥さんに贈った曲を聴いた後、若林はTAIGAと共に号泣。スタッフの爆笑を誘い、困惑した春日が「ちょっとカメラ止めてもらっていいですか?」と言う事態に。

若林は涙をこらえながら「プライドかなぐり捨てて『俺が一番バカ』だとか。ちゃんと自分の殻破ったから…、本気で来たなと思って…」と感想を語り、「だとしたら…、曲前のトークなんだよと思って」と嗚咽混じりにダメ出しして笑いを誘った。

さらに若林は、素晴らしい曲に仕上げてくれた関取にお礼を言った後に、進行不能になった若林に代わりMCを務めた春日にも「ありがとうございます。春日さんが司会やってくれて」と礼を言い、「初めてです、こいつすげえなって思いました」と意外と進行が上手い春日に驚いた様子だった。

その後、酒井が登場したが、既に半泣きな状態で「TAIGAさんので…」とスタンバイ中に聴いたTAIGAの歌に感極まったと明かしたのだった。

しばらく時間が経っていたということで春日は「いやいや、歌った直後じゃないんだからさ」とツッコミを入れたが、酒井は「俺も安っぽいプライド守って色んな物失ってきたなって…」と涙目になりながら訴え、その様子に若林がもらい泣きし「芸人のプライドって厄介なのよ。それを捨てる捨てないってあるからさ」と慰める展開に。

歌が披露された後は、TAIGAのときと同じく若林が号泣し進行不能な状態に。これには春日も「うん…、この企画は良くないかもしれない。芸人にとったらね」と困った様子を見せ、収録現場も爆笑となっていた。

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