日本時間11月12日、それぞれのポジションにおいて攻撃面で最も優れたパフォーマンスを見せた選手を表彰するシルバースラッガー賞の受賞者が発表され、大谷翔平（エンゼルス）はア・リーグの指名打者部門で選出されて同賞を初受賞となった。受賞者は各球団の監督とコーチ３名の投票によって決定され、各選手の成績のみならず、攻撃面の総合的な価値で監督やコーチに与えた印象も選考対象となる。捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手が各１名、外野手３名のほか、ア・リーグは指名打者１名、ナ・リーグは投手１名が表彰される。
今季のシルバースラッガー賞の受賞者と各選手の個人成績は以下の通り。なお、大谷はイチロー（2001年、2007年、2009年）以来、日本人選手では史上２人目の受賞者となった。
アメリカン・リーグ
捕手：サルバドール・ペレス（ロイヤルズ）２年連続４度目
打率.273 48本塁打 121打点 １盗塁 OPS.859
一塁手：ブラディミール・ゲレーロJr.（ブルージェイズ）初
打率.311 48本塁打 111打点 ４盗塁 OPS1.002
二塁手：マーカス・セミエン（ブルージェイズ）初
打率.265 45本塁打 102打点 15盗塁 OPS.873
三塁手：ラファエル・デバース（レッドソックス）初
打率.279 38本塁打 113打点 ５盗塁 OPS.890
遊撃手：ザンダー・ボガーツ（レッドソックス）２年ぶり４度目
打率.295 23本塁打 79打点 ５盗塁 OPS.863
外野手：テオスカー・ヘルナンデス（ブルージェイズ）２年連続２度目
打率.296 32本塁打 116打点 12盗塁 OPS.870
外野手：アーロン・ジャッジ（ヤンキース）４年ぶり２度目
打率.287 39本塁打 98打点 ６盗塁 OPS.916
外野手：セドリック・マリンズ（オリオールズ）初
打率.291 30本塁打 59打点 30盗塁 OPS.878
指名打者：大谷翔平（エンゼルス）初
打率.257 46本塁打 100打点 26盗塁 OPS.965
ナショナル・リーグ
投手：マックス・フリード（ブレーブス）初
打率.273 ０本塁打 ５打点 ０盗塁 OPS.649
捕手：バスター・ポージー（ジャイアンツ）４年ぶり５度目
打率.304 18本塁打 56打点 ０盗塁 OPS.889
一塁手：フレディ・フリーマン（ブレーブス）３年連続３度目
打率.300 31本塁打 83打点 ８盗塁 OPS.896
二塁手：オジー・オルビーズ（ブレーブス）２年ぶり２度目
打率.259 30本塁打 106打点 20盗塁 OPS.799
三塁手：オースティン・ライリー（ブレーブス）初
打率.303 33本塁打 107打点 ０盗塁 OPS.898
遊撃手：フェルナンド・タティスJr.（パドレス）２年連続２度目
打率.282 42本塁打 97打点 25盗塁 OPS.975
外野手：ニック・カステヤーノス（レッズ）初
打率.309 34本塁打 100打点 ３盗塁 OPS.939
外野手：ブライス・ハーパー（フィリーズ）６年ぶり２度目
打率.309 35本塁打 84打点 13盗塁 OPS1.044
外野手：フアン・ソト（ナショナルズ）２年連続２度目
打率.313 29本塁打 95打点 ９盗塁 OPS.999
