【フィギュア】河辺愛菜がトリプルアクセルを成功 SPで2位発進「うれしい気持ちと驚き」

演技を終えてガッツポーズをみせる河辺愛菜(東スポWeb)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯初日(12日、東京・代々木第1体育館)、女子ショートプログラム(SP)が行われ、河辺愛菜(17=木下アカデミー)が73・88点の高得点で2位につけた。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷して笑みを浮かべると、続くルッツ―トーループの連続3回転、3回転フリップも決めた。演技後には、両手を突き上げて喜びを表現。会場からは拍手が沸き起こった。

ほぼノーミスの演技を披露した河辺は「すごい緊張したけど、落ち着いていけることができた」と振り返った上で「70点を目標にしていて、60点後半が出たらいいと思って待っていた。予想以上に点数が出て、うれしい気持ちと驚きでいっぱい」と声を弾ませた。

13日のフリーの結果次第では、表彰台も視界に入ってくる。大事な一番に向けて「ショートでいいときはフリーで安心しきってしまって、ショートとフリーをそろえられないことがたくさんあるので、ちゃんと切り替えてフリーもノーミスでできたら」と意気込んだ。

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