NHK党・立花孝志党首が前言撤回! 参院選に比例出馬へ「オレしかおらへんな」

立花孝志氏(東スポWeb)

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」(NHK党)の立花孝志党首(54)が12日、来年夏の参院選で、比例代表からの立候補を検討していることを明らかにした。立花氏は昨年の都知事選で落選してから「もう立候補しない」と明言していたが、党の選挙戦術も含めて、大幅に変更するというのだ。

「参院選には比例で出ようと思っている」。立花氏が前言撤回を決意したのは、先の衆院選で岸田文雄首相や立憲民主党の枝野幸男代表らとの党首討論の席だった。

「給付金の議論で『マイナンバーカードを義務化して、カードを作らないと給付金はもらえません』と言えばいいのに誰も言わない。カードを作りたくない理由は国を信用できないとか、なにか悪いことをしているとかあるが、カードを作らなくても国が個人情報を取ろうと思えば取れる。議論を聞いていて、この人たちには任せられないと強く思った。明確にリーダーシップを発揮できる人はオレしかおらへんなと」

立花氏の新たな戦いが始まろうとしている――。

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