【ノア】拳王がGHC王座戦線の“高齢化”を破壊「オッサンたちの時代は終わり」

望月成晃(左)と拳王(東スポWeb)

ノアの拳王(36)が、GHCナショナル王座戦線の〝高齢化〟を阻止する。

13日の横浜武道館大会で同王者の〝鉄人〟こと望月成晃(51)への挑戦を控え、決戦前日に都内で行われた調印式に出席。「オッサンたちの時代はもう終わりだ。明日、望月からこのベルトを奪って新しいプロレスリング・ノアにしてやる!」と力強く宣言した。

同王座は昨年8月に拳王が第3代王者となったが、今年3月に藤田和之に奪われ、杉浦貴、望月に移った。特に自身が陥落してからベルトを巻いた3人が全員50代であることから、拳王はこのまま〝オッサンたち〟に占拠されるわけにはいかないと危機感を募らせている。

一方の望月は「51歳の望月成晃です」との自己紹介で応酬。「別に若い人間の成長を止めるつもりはない。でも、やっぱり上の人間が立ちはだかって、それを乗り越えてこそ。それが成し遂げられていない状態だから、今の状況がある。まだまだ壁として立ちはだかってやろうと思う」と言いきった。

10日の後楽園大会では望月から強烈な掌底を受けた拳王。会見終盤には「さっきまでくっついていた唇がしゃべっているうちにまた開いた。おい、望月! 俺は覚えてるぞ、この唇の痛さ。明日、お前に味わせてやるからな」と怒りをにじませた。

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