新潟県内の地銀2行が2022年3月期第2四半期連結決算を相次ぎ発表

県内地銀の2行が同日に中間決算を発表した

新潟県内の地銀2行が12日、2022年3月期第2四半期連結決算を相次ぎ発表した。

株式会社第四北越フィナンシャルグループ(新潟市中央区)の2022年3月期第2四半期連結業績は、経常収益690億4,500万円(前年同期比△5.0%)、経常利益114億1,100万円(同5.4%増)、親会社株主に帰属する中間純利益が76億1,200万円(同11.9%増)の減収増益となった。

株式などの売却益の減少などにより、経常収益は減少したが、営業経費の減少などで経常利益は増加した。

なお、2021年9月末の貸出金残高は、前年同期末比で417億1,100円増加し、5兆393億3,900万円となった。

一方、株式会社大光銀行(新潟県長岡市)の2022年3月期第2四半期連結業績は、経常収益107億1,900万円(前年同期比△4.3%)、経常利益19億6,900万円(同9.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益13億6,000万円(同7.0%増)と減収増益となった。

その他業務収益やその他経常収益が減少したことなどにより、経常収益は減少したものの、その他業務費用や営業経費が減少したことなどで経常利益は増加した。

なお、2021年9月末の貸出金残高は、前年同期末比で80億6,900万円減少し、1兆706億7,100万円となった。

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